安曇野の丘村山ブルーベリー園 カブトムシ捕りひまわり迷路がある自然農園

長野県安曇野市にある、自然の仕組みを活かした摘み取り専門観光農園です。完全無農薬、硫黄粉や有機・化学肥料を使わず、自然栽培と品質にこだわって栽培しています。時間無制限・食べ放題で透明感のある酸と糖のバランスある人気品種のハイブッシュ系、糖が際立っているラビットアイ系の自然な味が楽しめます。農園内で自然発生したカブトムシ捕り、ひまわり迷路もご家族で楽しめる自然栽培農園です。  長野県安曇野市穂高有明7657ー1   ℡090-8326-2128  googlemap「安曇野の丘」

炭素循環農法について

このごろ「ブルーベリーは強酸性の土壌で育つ」という定説に疑問を持っている。

いろいろな本を読んでも、人から話を聞いても、「強酸性土壌」が定説。

この常識……本当なのか?

酸性土壌を好むのではなく、酸性土壌でも育つのではないか。栽培するのに酸性にすると良く育つので、このような定説が生まれたのではないかと思う。

この写真を見ていただきたい。

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本日の品種「ボーナス」の写真、実の味も風味も特別にいい。育ちもシュートがいっぱい出て文句なし。植えてから、ピートモス、硫黄など与えていない。それなのにこんなに育っている。酸性土壌にしたことはない。与えたのは、木材チップ、コーヒーカス、杉皮、……有機物だけである。

腐朽菌、糸状菌……が土壌内にうじゃうじゃと住んでいる状態、それとブルーベリーの根に取り付いている共生菌<エリコイド菌>がやり取りして、このやり取りこそ炭素循環ではないかと考えている。このシステムこそブルーベリーを栽培するのにあえて強酸性にする必要がないと考えている。

当農園の経験値として高いピートモスを使わずに、栽培できるといえる。

これからの課題は、この共生菌をより活性化させるには、どうしたらよいかだと思う。