おととしのブルーベリーの開園中に亡き父と同じくらいの方が入園されました。お帰りになってしばらくすると、またお越しになりました。「ブルーベリーがおいしかったのでお礼に写真を持ってきました。三つあるから一つあげる」とおっしゃって、一つ選ぶと「三つ置いていく」とおっしゃってお帰りになりました。後で友達から聞くと安曇野を代表する有名な写真家で写真集も出されている方だそうです。当園へお越しの折はご覧下さい。
中沢義直(なかざわ よしなお)氏、1922年(大正11年10月1日)生まれ、戦後しばらくして山岳、スキー、風景などのプロカメラマンとして活躍。特派員として活躍、世界各地で写真や映画の取材を多く重ねる。旧堀金村において写真と映画制作のかたわら、中沢写真学校を開設、後進の指導、育成をしていました。当園へお持ちいただいた後、お亡くなりになりました。ご冥福をお祈りいたします。