安曇野の丘村山ブルーベリー園 カブトムシ捕りひまわり迷路がある自然農園

長野県安曇野市にある、自然の仕組みを活かした摘み取り専門観光農園です。完全無農薬、硫黄粉や有機・化学肥料を使わず、自然栽培と品質にこだわって栽培しています。時間無制限・食べ放題で透明感のある酸と糖のバランスある人気品種のハイブッシュ系、糖が際立っているラビットアイ系の自然な味が楽しめます。農園内で自然発生したカブトムシ捕り、ひまわり迷路もご家族で楽しめる自然栽培農園です。  長野県安曇野市穂高有明7657ー1   ℡090-8326-2128  googlemap「安曇野の丘」

クモは農薬使用のバロメーター

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籾殻を運んでいたところ、ジョロウグモが巣をかけていたのでドシャリ。こんな名前を付けられてかわいそうですね。Joro Spider Toxin という毒を持って獲物を麻痺させるそうですね。微量の毒ですから人には大丈夫。横糸が黄色で巣を作り、♂を探すといました。とっても小さくメスの5,6分の1くらいですね。この巣は♀1に♂1匹でしたが♂が複数いる巣もあるそうです。♀が最後の脱皮をしたあと、♂が食べられないように近づき交接するそうですよ。夏には小屋にオニグモが1匹、毎年巣を作っているのです。お客さんにはクモは嫌われているのですが、当園は大事にしているのですよ。農薬を使っていると直ぐにいなくなります。農薬使用のバロメーターなのです。

クモは目で確認できるのですが、エンドファイトは目では確認できません。ブルーベリーのエンドファイトは、現在分かっているところで根で共生関係にあるエリコイド菌根菌です。私は、他にもあるとにらんでいるのです。根にも葉や茎にとりついているエンドファイトがあるのではないかと思っています。牧草やイネについては研究が始まっていますが、ブルーベリーは研究の対象になっていませんね。除草剤をはじめ化学由来の農薬を使用すると自然界のバランスが崩れてエンドファイトがいなくなります。そこで肥料に頼る栽培法になります。当園では自然界のバランスを活かすことこそ大事にしています。糸状菌〈エリコイド菌根菌〉を活性化することが自然を活かした栽培であると考えています。糸状菌の中にも、他にも共生関係を作っている真菌がまだいるとにらんでいますので化学由来の農薬に頼らない栽培をしています。