このラビットアイ系はいろいろな苗屋さんから購入した物です。私もラビットアイ系、北部ハイブッシュの挿し木をして苗を作っています。ただパテント種やいろいろな品種が揃わないので、数カ所の苗屋さんから購入しました。いろいろな育ちの苗があります。ある苗屋さんは明らかに肥料で育てています。自分でやると肥料を使って大きくしたのか、自然にまかせて大きくしたのか分かるようになります。あいにく写真はありません。２年生苗で、一本シュートが出ているのは肥料育ちです。当園は肥料を使っていませんので、当園に慣れ、肥料が抜けるまでに２年かかります。３年目でやっと枝は伸び、勢いよくシュートが出るようになります。この写真は肥料育ちから菌根菌育ちになったところです。時間がかかりました。勿論、灌水はしていません。３年前は、この辺りは「なんだい、この育ちは、悪いなあ」とよく栽培仲間に言われたところです。肥料をやらずにやっと育ち始めました。これからは倍、倍ですよ。２年生で勢いよく長いシュートが出て、育ちに勢いがあるように見えても、それは本来の育ちではないのですね。
ある苗屋さんから購入した苗は、シュートが出ていなくて枝っぷりが自然なのです。次の年度も育ちがいいですね。こんなに違いがあるとは驚きです。この苗屋さんは、一昨年購入した苗と５年前に購入したときと同品種でしたが、まったく違っていました。繁盛してこだわりの栽培から儲けの栽培に移ったようですね。これが世の常ですね。ちょっと厳しいかな。
山麓線沿いの第６農園の剪定を今、行っています。道路沿いに空き缶が投げ捨てられていました。籾殻を入れてからの缶です。お互いに気をつけたいですね。
