株周りに昨年の剪定枝がありました。腐朽菌が入ってボロボロです。草の中にあった剪定枝は、もうどこにあるのか分からないほど糸状菌のエサになっていました。もう2,3年すると根がまわって菌根菌のエサになりますね。自然の循環と同じになってきました。
5、6年前に入れた麦茶の絞りかすです。麦茶も入れて様子を見たくて4トントラックに2杯運んでもらい入れたところです。麦茶のCN比が分からないのですが、これは良いぞと思うほどではありませんでした。硫安や油かすを入れてアンモニア態窒素で育てるのよりか、はるかに良かったのですが、糸状菌のまわり方が遅いように見えました。煎茶の茶がらを運んでもらったこともありました。4トン車2台運んでもらい、直ぐに入れずにおいて置いたら嫌気性にやられてしまってひどい目にあいました。いわゆる腐る状態です。糸状菌が当園の命ですからこれは大変でした。後片付けも大変でした。直ぐに畑へ入れてトラクターで土と混ぜると空気がはいるので糸状菌のエサになって良い土になるでしょうね。土作りには良いでしょうね、実際にやっている農家の方がいます。
下の写真は麦茶の中に根がまわっているのが分かります。地面すれすれに根がまわっています。ここに菌根菌が付いているのです。マルチをすることは水分を~~~と言うのは非常識に思えるのです。詳しくは『常識は非常識』で述べたいですね。