カマキリの卵(卵鞘)を今年は初めて見つけました。カマキリの仲間は樹上性と草原性に大別されることが知られています。私は卵だけ見て区別は出来ないのですが、この環境ですと樹上性と考えてハバビロカマキリと思います。地面からの高さは、その年の降雪を予想して雪に埋もれないような位置に卵を産むと言われていました。子どもの頃は、すごい予知能力を持っているんだなと感心していました。
この予知は雪の中では卵は死んでしまうという思い込みがあったわけですね。ある研究者が何千と卵を調べて雪の中でも生きていくことを見つけました。98%で生き残るそうです。雪で死んでしまうから降雪の予知能力があるという仮説はガラガラと崩れました。メディアで話題になって常識となったのでしょうね。
生物界で当たり前のように言われていること、書籍に書かれていることは、ある面を捉えて最もらしくなっていることが、それは真実ではないことも、いっぱいありますね。生物界の事象は人間が分かっていることより、もっともっと奥が深いと思います。ブルーベリー栽培でも同じだと思っています。
<ダロウ>
<ブルーレイ>
<チャンドラー>
剪定後の3種をドシャリ。幹や枝の張り具合の違いを見ていただければありがたいです。写真だと分かりにくいのですが、品種によって枝の張り具合が違い、それに合わせての剪定が大事だと思います。