<ポットへちょっと植えてみました>
第8農園でラビットアイ系2年生苗を植えて2シーズンが過ぎました。硫黄粉やピートモスを使わずに無施肥での2年間でしたが、元気いっぱい。この品種は背丈近くほど新梢が伸びています。これも菌根菌が活性化したためであると思います。これを掘り取りポットへ植えています。
10月なのにとにかく暑い、30℃越えで真夏と同じ中、移植は初めてです。
ピートモス、鹿沼土、籾殻を適当に混ぜ、昨日準備したポットへ植えています。ピートモスを使うのは、細かな根(Hair Root)へ用土を届かせるためです。
ピートモスは水を含ませないと弾くとよく言われていますが、全くそんなことはありません。ピートモスを細かくして、水やりを工夫すれば大丈夫です。物の本やネットではこれが真のように言われているのですが、実際にやってみると、全然違いますね。BB栽培の中で世に流布されていて、真とはちがうことが山ほどあります。自分でやってみると分かると思うのですが、ただ言われていることを写しているだけかな。「常識は非常識」を参照してください。イチゴ農家だってピートモスを使っているのですよ。こんなことはありません。
あまりにも暑くて、日射も強く、掘り取ったBB苗の根が乾いてしまいます。掘り取ったら時間をかけずに植えたいですね。傘を差して日射を除けました。こんなことは初めて、やっぱり異常気象かな。
どこが水を弾いているのでしょうか。しっかりと水を含んでいます。ポットの上部は、できるだけスペースを空けます。ここへ来春、菌根菌の種を入れるスペースです。何年も入れることができるように空けてあります。根詰まりしそうになったら、ここへ種とともに用土を足していく算段です。うまくいくかな。増す土を予定しています。
12鉢作ったところです。用土の量、スペースの大きさ、移植にかかった時間等を考えてこれからの作業をしたいですね。
みんな一人でやっていますので、『時間をかけない』『お金をかけない』『これからの育成も作業時間をかけない』‥‥手を抜いて結果を出すことばかり考えています。