<表面に根を伸ばす>
本日掘り取ったラビットアイ系です。植木職人の友人からサツキの移植の方法を教えていただいた通りに、根を切らないように素手で掘り取りました。
根の長さを測ったら60㎝ほどありました。表面の木材チップの中を這っていました。先はHair Rootが毛細血管のように広がっているのが分かります。2年生苗を植えて、無灌水、無肥料で2年が過ぎたのですが、この2年間で60㎝も伸ばしたのですね。この広がりが菌根菌との共生関係を作っていることが分かります。このことから木材チップは株の周りだけではなく、畝間も広げた方がBBにとって良いことが分かります。当園はこの理由によって全面に有機物を入れています。
菌根菌が活性化することにより、硫黄粉を入れて敢えて酸性にせず、無灌水、無肥料でもBBが「元来持っている力を引き出している自然栽培」であると思います。
これが当園で一番大事にしていることです。
<苗をポットへ植えています>
夕方に雨がポツポツ、水をタップリと入れてEnd。ザックリとした剪定は後日です。
菌根菌との共生関係を大事にしたポット栽培です。根域が狭いだけに難しさを感じています。さて、どうなるでしょうか、育ちが楽しみです。