<一年後の籾殻はスギナが優先>
昨年の今頃、籾殻を厚く入れた一年後、ラビットアイ系の第6農園です。スギナが優先しています。野菜等を作っている農家にとっては、嫌われるスギナです。当園にとっては、スギナが出てくると大喜び、理想的な土壌になってきた証です。スギナはご存じの通り酸性土壌で優先します。硫黄粉を入れなくても酸性土壌になっています。この理屈は後日、記述します。下の写真は、広い通路は霜に当たって枯れ始めています。
スギナをとる(上)と籾殻が出てきます。籾殻を剥がす(下)と菌糸が見えます。これが、菌根菌の仲間の糸状菌です。これがBBと共生関係の菌根菌ですね。もっと掘るとBBのHair Rootが見えるのですが、痛めてしまうのでやめました。
当園では、菌根菌を活性化するために、CN比の高い有機物を大量に入れていわゆるエサを多くしています。ある高名な学者の対談で「菌根菌」を入れてBBを育てると言っていたのですが、エサがなければ育ちません。糸状菌の胞子は大気の中にいっぱいあるのですから、取り付くエサが必要だと思うのですが‥‥。この対談を読んで、理屈があわないですね。
<剪定が甘い>
昨日の「小手調べ」で剪定した株を見ると甘いですね。まだまだ調子が出てきません。見た瞬間にどこを切ってどれを結果枝として残すか決めたいですね。10日くらい剪定すると調子が出てくるかな。