<モズの早贄>
剪定をしていると「モズの早贄」がありました。今年もいくつもあったのですが、きれいに乾燥して形もしっかりとしていましたのでドシャリ。この他にもいろいろ早贄がありました。バッタの仲間、カエル、ミミズ、コオロギ、カブトムシの幼虫、ハタネズミ‥‥といろいろあります。
今年は高鳴きは聞くのですが、姿が見えません。昨年は、剪定を始めると挨拶に来てキーキーと鳴いていたのですが。
「モズの早贄」は、オスの魅力的な鳴き声の栄養源だそうです。メスの注目を集めるにはエサがないときの冬季に栄養タップリの早贄を食べて鳴き声を磨くと言われています。これを調べた研究者がいました。大事な保存食の確保という面から考えるとテリトリーの強化は大事な要素と考えられます。このことから、モズの雄は激しくテリトリーの主張をするのかな。
ごめんなさいね、保存食を取ってしまいました。
今日も2000株超えの剪定の真っ最中。シュートや若い枝と入れ替えて、古い幹を切り刻んでいます。
当園は安曇野に広がる北アルプスからの複合扇状地の上部にあります。裏山はフォッサマグナの西側断層崖で北アルプスへと連なっています。
午後は中房川、烏川の谷からアルプス降ろしの雪が舞ってきました。今日は早めにEndとしました。