<あっ、まだ残っている!>
剪定をしていると株元に、
「あれれれ、8年前に入れたバークだ!」
8年前、退職して毎日が日曜日で嬉しくて、毎日軽トラで森林組合と農園とを何往復もしてバークを運びました。まだ樹が小さいので園の中へ軽トラで入ることができました。1台運んで、BBの3、4株程度しかマルチができなくて1ヶ月、2ヶ月と運びました。そのときのバークが、まだ形を残して地面から出ていました。地表に出ていたので糸状菌(木材腐朽菌)に食べられずに残ったのですね。周りの草や落ち葉を剥いでみても、ここだけが残っていました。今まで気がつきませんでした。
このときのバークの他に、安い、仕事が簡単、近くで手に入る、大量‥‥、マルチとしてBBの共生菌=菌根菌が活性化するものという視点で入れてきました。いろいろと入れてきましたが、今は「木材チップ」「廃菌床」「コーヒーかす」「籾殻」「剪定枝」「落ち葉」で取り組んでいます。今年は別荘の方が落ち葉を持ってこないなあ。
当園の近くで手に入るCN比の高い物を試行錯誤でいろいろと試してみました。いろいろとやって、このあたりが使いやすいかな。
剪定をしていると、正午頃から雪が降ってきました。ラジオを聞いていると当園の北20㎞程に位置する大町市に大雪警報が出ました。雪はみるみると強くなり、テラスにも吹き込んできました。これで剪定はEnd。
看板犬タロウは「外は寒かったなあ、小屋の中へ入って嬉しいなあ!」と言っているようでした。
小屋の戸を開けるとご主人様よりサッサと中へ入って行きました。タロウも雪が舞って寒い中で我慢していたのですね。
営業期間中、お客さんがタロウに近づかないように柵がありました。端材で作ったので縦材、横材は適当です。今まで外に出して雨にも当てたのでカビが出て黒ずんでいるところもあったのですが、サンダーで磨き、ニスを塗りました。