8月21日(日)をもちまして閉園させていただきました。
6月19日より2ヶ月間、開園してきました。たくさんの方々がご来園して下さり、ありがとうございました。
来年に向けてアイデアを練っています。実現できそうなことを形にしていきたいなあ、進化していく農園でありたいと思っています。このブログ上で、アイデアを実現していく取り組みをUPしていきたいと思っています。日々の農作業や安曇野の美しさを紹介できたらいいなあ。
これからもブログを覗いて下されば幸いです。
来年も皆様のご来園をお待ちしております。ありがとうございました。
<キノコがニョキニョキ>
先日まで続いた雨模様でBB園は、キノコがニョキニョキ。
<ちょっとキノコについて>
キノコは真菌類に分類されます。真菌類は、栄養の取り方によって、腐生菌と菌根菌に大きく分類されます。
腐生菌‥‥枯れ木や倒木、落ち葉や木の実........
‥‥シイタケ、ナメコ、エノキダケ・・・・
分解者としても生態系における循環システムの維持に役立っています。植物や動物の遺体などの有機物を分解して無機物へ還元し、植物の栄養として土へ戻す役割を果たしています。他の菌類や微生物が分解できない難分解性の物質であるリグニンを含む樹木の幹や枝なども分解することができます。森林が枯れ木や落葉で埋め尽くされないのは “森の掃除屋” と呼ばれる腐生菌のリグニン分解パワーのおかげといえるでしょう。
菌根菌‥‥生きた樹木の根から糖分の供給.........
‥‥マツタケ・・・・
菌根菌は、土壌中で植物の根よりも広範囲に拡がり、さまざまな物質を分解する酵素の分泌により、植物の水や無機養分の吸収を促進します。植物は単独で生きるよりも、菌根性のきのこと共生することで、より多くの水や栄養を吸収することができます。また、細根部が菌糸に覆われることで、乾燥や病害に対する抵抗性が高まります。
キノコは、地上に菌糸の集合体である胞子を作る子実体と呼ばれています。胞子については、今、話題になっていますね。近畿大学の牧先生の研究が面白いですね。雨の核が鉱物由来の他にキノコ由来があるそうです。雨まで操っている可能性があります。
BBの共生菌のERM菌はどのように根に取り付くのか?
1次根の先端からある物質が出され、胞子の発芽を促進させるとも言われています。
『常識はWhy?No.12』《理論編 No.2》を参照してください。
『BBの根に対するERM菌の感染は比較的短時間で完了することを示唆』
マツタケについては、地元の信州大学農学部の山田先生が詳しく研究されています。しかし、BBの共生菌のERM菌については、まだまだ研究が進んでいませんね。
当園は、有機物を多量に入れることで、硫黄粉やピートモスを入れて酸性土壌にしなくても、油粕や硫安などのアンモニア態窒素を入れなくても、無施肥栽培が実現できています。有機物を入れると腐生菌が繁殖し、菌根菌も活性化していることがわかります。BBの共生菌であるERM菌が活性化している生態系を作ることが自然栽培であると考えています。
キノコがいっぱい出てくる(腐生菌が活性化)と菌根菌が活性化していることが分かります。
<ハンマーモア>
ハンマーモアの刃が2本抜けていたので、購入して取り付けました。
ひまわり迷路をモアで切り刻みました。途中でネズミが出てきたのを、ハシボソカラスが捕まえて足で掴んで飛んでいきました。ここをテリトリーにしているハシボソカラスだと思います。お宝を見つけたのでしょうね。
草もきれいに刈れて、明日は、ロータリーができそうですね。
<住職さん ありがとう>
いつもお世話になっている清原寺の住職さんが寄ってくださいました。
ラビットアイ系がまだ実っているので摘み取っていただきたかったのですが、時間がなくて、Displayのラビットアイ系を摘んで楽しんでいただきました。
いつもありがとうございます。
<モアのオイル漏れ>
モアの下の地面にオイル漏れが見えました。
どうもオイルホースのつなぎ目から漏れたようです。ケチケチ経営の当園ですので、修理費が痛いなあ、でも直さないといけません。素人では手に負えません。部品の交換をいつもの農機具屋さんへお願いしました。