『義勇貫天』
「義（理にかなうこと、人として正しいこと、正義）を勇気をもって、天までも貫き通す」という義民の精神を表しています。心を動かされるなあ。
９月８日（日）をもちまして閉園させていただきました。
たくさんの方々がご来園して下さり、ありがとうございました。
こだわりの無農薬で硫黄粉や有機・化学肥料を使わず自然栽培に徹している当園をご利用下さり、楽しんで下さったことに感謝いたします。
お客様の中には、遠くは海外の方、毎年のように来園される方、今年だけで何回もリピートされ中には８回も来園された方、初めての方でブルーベリーの魅力を知っていただいた方、摘んできたブルーベリーを囲み笑顔いっぱいのご家族の皆様‥‥皆様に支えていただきました。
ありがとうございました。
自然栽培に徹した観光農園としてまだまだ不十分なところがありお詫び申し上げ、さらに改造して進化していきたいなあ、進化していく農園を目指しています。
来年に向けてアイデアを練っています。実現できそうなことを形にしていきたいなあ、進化していく農園でありたいと思っています。このブログ上で、アイデアを実現していく取り組みを紹介していきたいと思っています。日々の農作業や安曇野の美しさ、魅力を紹介できたらいいなあ。
そして、ブルーベリーは菌根菌植物であることも発信していきたいなあ。
これからもブログを覗いて下されば幸いです。
来年も皆様のご来園をお待ちしております。ありがとうございました。
元気のない株や枯れた株を入れ替えます。
当園の元気ない株や枯れた株などは、ほとんどがカミキリムシの被害によります。植えて十年ほど過ぎると株元が太くなり、カミキリムシの被害に遭います。その対策として、ＲＥ系はカミキリムシの被害がないのでＲＥ系を土台にしてＮＨ系を接ぎ木しています。接ぎ木したときも穂木がＮＨ系ですと、まったく被害がありません。不思議なところです。
第５農園はＮＨ系で、カミキリムシの被害株は、ＲＥ系株に置き換えます。
枯れた枝を切っていくと、カミキリムシの食害が見えます。幼虫が食べた痕ですね。この株は、辛うじて生きており、小さな新梢が出ていたのですが、ＲＥ系に入れ替えて接ぎ木した方が早いので、入れ替えることにしました。
生きてはいるのですが、手でグラグラすると折れて抜けました。折れたところは、カミキリムシの食害の痕です。株元を何年にも渡って全部食べられています。
今年から始めた『WANTEDカミキリムシ』で、ご協力をいただき、たくさんのカミキリムシの成虫を捕って下さいました。多い日には、一日で123匹も捕ってくださいました。７月下旬には、ほとんど捕り尽くし、まったく見当たらなくなりました。１年後、２年後は、きっといいことがありそうです。こんな被害株が少なくなることを期待しています。お客様に感謝です。
２シーズン後の接ぎ木株
ＲＥ系株にＲＥ系を接ぎ木し、２シーズンが過ぎました。来年は、実をつけるように剪定します。
まだＲＥ系の新梢を切ってないので分かりにくいですね。接ぎ木して２年後に、こうなれば合格ですね。ところが、接ぎ木株のすべてこうならないのがＢＢと私の接ぎ木の腕です。
今春、接ぎ木した株
今春、２本接ぎ木した株の様子で、分かりにくいのですが、ほぼ合格ですね。ＲＥ系の新梢を切ると分かりやすくなります。更に、来春にもう一本の接ぎ木をするか迷うところです。
こちらは２本の挿し木から１本の穂木しか新しい枝が出ていません。失敗作ですね。今春にもう一度、接ぎ木です。
こちらは、二分の一で成功です。これも来春に接ぎ木し直します。２本とも接ぎ木が出来ないこともあるので、ＲＥ系の新梢は一年間、切らずにそのままにして、接ぎ木の失敗用に準備しています。
試行錯誤でＲＥ株にＮＨ系の穂木を接ぎ木しています。
「上手くいったかな」 結果が一年後になるのですが、これが楽しいですね。
「わたし、ねむたいの」
いつの間にか、目が閉じていました。
今日もよい一日をお過ごしください。
