『義勇貫天』
「義(理にかなうこと、人として正しいこと、正義)を勇気をもって、天までも貫き通す」という義民の精神を表しています。心を動かされるなあ。
9月8日(日)をもちまして閉園させていただきました。
たくさんの方々がご来園して下さり、ありがとうございました。
こだわりの無農薬で硫黄粉や有機・化学肥料を使わず自然栽培に徹している当園をご利用下さり、楽しんで下さったことに感謝いたします。
お客様の中には、遠くは海外の方、毎年のように来園される方、今年だけで何回もリピートされ中には8回も来園された方、初めての方でブルーベリーの魅力を知っていただいた方、摘んできたブルーベリーを囲み笑顔いっぱいのご家族の皆様‥‥皆様に支えていただきました。
ありがとうございました。
自然栽培に徹した観光農園としてまだまだ不十分なところがありお詫び申し上げ、さらに改造して進化していきたいなあ、進化していく農園を目指しています。
来年に向けてアイデアを練っています。実現できそうなことを形にしていきたいなあ、進化していく農園でありたいと思っています。このブログ上で、アイデアを実現していく取り組みを紹介していきたいと思っています。日々の農作業や安曇野の美しさ、魅力を紹介できたらいいなあ。
そして、ブルーベリーは菌根菌植物であることも発信していきたいなあ。
これからもブログを覗いて下されば幸いです。
来年も皆様のご来園をお待ちしております。ありがとうございました。
結果枝 長・短
昨日の剪定は、バッテリーを忘れていたので手で切っていたので、右手の指が痛いです。これは、ひょっとして腱鞘炎? お風呂に入ってストレッチをして腱を伸ばしたり縮めたりです。
今日の剪定は、右手の親指で操作です。これが指に負荷が無くていいです。できるだけ指を使わないように工夫しています。親指で操作できるのがありがたい。
毎日の剪定です。
RE系は葉が色付いて来はじめたばかりで、まだ青々としている葉が多くて剪定しにくいなあ。枝の奥の方が見えにくく、やりにくいなあ。
良い枝がいっぱい出ています。
これでは結果枝が多すぎて実が付きすぎですね。花芽が多すぎると、木が弱ったり、いい実が付かなかったり、来年の結果枝が出なかったりと、いいことは一つもありません。余りに花芽が多いと、翌年には枯れてしまうこともあります。
余分な枝は、切ったり掻いたりして減らします。とにかくRE系は、短果枝が多いです。
皆さんは、どの枝を減らしますか。
このぐらい減らしました。4、5本ぐらいがいいかな。
余りに減らすと、来年は長い結果枝が何本も出てきますが、収穫量が減ってしまいます。どの程度減らすか、バランスですね。
切り落とした結果枝を並べてみました。切り落とした結果枝を並べてみると、短い枝から長い枝まで、いろいろです。
短い結果枝から長い結果枝です。長ければいいのですが、枝の方向や混み具合で減らしていきます。どのくらいの長さの結果枝を何本使うかは、栽培者の個性がでるところです。
樹の樹勢、結果枝の数と長さ、品種の特性‥‥いろいろと総合的に考え、経験値も含めて結果枝の本数を決めています。
<ちょっと解説>
結果枝とは、果樹が花芽がついて翌年に開花・結実する枝のことです。果実の生育や品質、収量に影響を与える大切な枝です。
果樹の結果習性
・結果母枝型 春に伸びた枝に花芽 クリ、カキ、ミカンなど
・結果枝型 前年に伸びた枝に花芽 アンズ、ウメ、ブルーベリーなど
結果枝型は、秋になると花芽が見えます。結果母枝型は、秋になっても花芽が見えません。堅い冬芽の中に花芽は分化しているのですが、表面には見えません。
1株の長果枝の本数を使って、樹の元気さ、樹勢を計るバロメーターにしています。研究者は、育ちを数値化しています。これなら、客観的の評価ができますね。ここで、ブルーベリーの結果枝の短・中・長の長さの区分については、人それぞれです。まだまだ統一された長さがでていませんね。まだ一般化されていません。
新蕎麦
11月に入ってから2回目の新蕎麦です。
当園から1㎞ほどにある生産組合が6次産業で始めた蕎麦屋さんです。地元相手の蕎麦屋さんで1日、40食しか作りません。これが美味くて、今日も2食をペロリ。
今日は、組合長さんが石臼で挽き、蕎麦打ちをし、茹でてくれました。帰るときには、十数人が並んでいました。
ありがとうございました。
今日もよい一日をお過ごしください。