安曇野の丘村山ブルーベリー園 カブトムシ捕りひまわり迷路がある自然農園

長野県安曇野市にある、自然の仕組みを活かした摘み取り専門観光農園です。完全無農薬、硫黄粉や有機・化学肥料を使わず、自然栽培と品質にこだわって栽培しています。時間無制限・食べ放題で透明感のある酸と糖のバランスある人気品種のハイブッシュ系、糖が際立っているラビットアイ系の自然な味が楽しめます。農園内で自然発生したカブトムシ捕り、ひまわり迷路もご家族で楽しめる自然栽培農園です。  長野県安曇野市穂高有明7657ー1   ℡090-8326-2128  googlemap「安曇野の丘」

腐生菌(木材腐朽菌)と菌根菌

ブルーベリー農家の親戚からスパータン(スパルタン・ノーザンハイブッシュ系)のコンポートをいただき食べてみると、今まで食べたことが無いほどの美味しさでした。

こんな美味しい果物を農薬や肥料に頼らず、自然栽培で作ってみたいと始めたブルーベリー栽培です。最初は、趣味から始め、農園を作り始めました。

今から18年前より苗を植え始め、12年前に退職を期に観光農園として営業を始めました。年々、農園を広げてきました。

ブルーベリーの根に共生している菌根菌に魅せられています。

菌根菌を活性化させると、硫黄粉で人工的に酸性土壌にしなくても、油かすや化成肥料などを与えなくても、根に共生している菌根菌から必要な栄養や水分などが供給され、安曇野の大地で自然栽培を実現しています。

ブルーベリーの成長や日々の農園作業、訪れるお客様の様子、季節によって移り変わる安曇野の風景や風土、日常の出来事などを綴っています。

 

腐生菌(木材腐朽菌)と共生菌

今から12年前、森林組合中信木材センターから軽トラで杉皮などをいただいき、畑へ運んでいたとき、中にこの丸太が入っていました。
駐車場の案内でトタンにPと書いて案内に使っていました。とうとうボロボロになってトタンと一緒に外側が剥がれ落ちました。

 

丸太の中が見たかったので、ユンボバケットで割ってみました。中心まではボロボロにはなっておらず、まだ芯がありました。

腐生菌(木材腐朽菌)が、12年間の間に丸太の表面から入ったようです。甲虫類が入った跡もあります。腐生菌や小動物のエサになったようです。

 

第4農園の木材チップが広がっているところです。

ここも腐生菌(木材腐朽菌)がまわっているように見えます。胞子を撒いた訳でもないのに、自然界の中で広がり、分解しにくい木材のリグニンを分解して、土に還って豊かな土壌になります。

 

1ヶ月程前に積んだ木材チップの山の中は、木材腐朽菌がまわっていました。

温度、空気(酸素)、水が適度にあれば活発になる言われています。条件が揃っていたので、木材腐朽菌が活発になったでしょう。

 

一週間ほど前に剪定して剪定枝を春草の上に広げたところ、今日見ると、春草の下へ入ったようです。ヒメオドリコソウは、上に枝葉が落ちてきたら隙間を見つけて葉を出したようです。お日様を求めて動いたようです。剪定枝は、地面に触れ、木材腐朽菌が回ってきます。

 

ラビットアイ系も落葉で株元は落ち葉で広がっています。

昨年の剪定枝を細かく切って広げてあるのが見えます。その下には、苗を植えてから、籾殻、木材チップ、コーヒーかすなどの未分解有機物を投入してあります。

植物の遷移をみると裸地から草原へ、森林へ、広葉樹から針葉樹へと安定した森林(極相林)へと遷移しています。何千年、何万年と時間の経過とともに土壌には落ち葉や枯れ枝、倒木などで豊かな土壌となります。ブルーベリーは、未分解有機物(木材チップなど)だけで元気に育つことから、安定したステージに生息していることが想像できます。

 

昨年の剪定枝です。

さらに表面の剪定枝をどかすと、何年も繰り返してきた剪定枝が分解しているようで、ブルーベリーのHair Rootが見えてきました。この根に菌根菌が共生しています。

以前に木材チップを40~50㎝ほど積み、そこへ2年苗のブルーベリーを植えたことがあり、非常に元気な育ちでした。ところが水田の上に積み上げたので、チップが沈み、水はけがよくなく、毎年のようにチップの補充が必要となったことから地植えにしました。今の第4農園です。

木材腐朽菌と菌根菌とは生態が全く別なものですが、木材腐朽菌が活性化しているところほど菌根菌が活性化することが、経験から感じています。

 

今日の剪定した株元です。剪定枝は細かくして広げています。

剪定枝に木材腐朽菌、葉には落葉分解菌が活性化することで、ブルーベリーに共生している菌根菌が活性化すると考えています。元気で健康な、そして自然の仕組みだと考えています。

 

 

今日も良い一日をお過ごしください。