ブルーベリー農家の親戚からスパータン(スパルタン・ノーザンハイブッシュ系)のコンポートをいただき食べてみると、今まで食べたことが無いほどの美味しさでした。
こんな美味しい果物を硫黄粉や農薬、肥料に頼らず、自然栽培で作ってみたいと始めたブルーベリー栽培です。最初は、趣味から始め、農園を作り始めました。
今から18年前より苗を植え始め、12年前に退職を期に観光農園として営業を始めました。年々、農園を広げてきました。
ブルーベリーの根に共生している菌根菌に魅せられています。
菌根菌を活性化させると、硫黄粉で人工的に酸性土壌にしなくても、油かすや化成肥料などを与えなくても、根に共生している菌根菌から必要な栄養や水分などが供給され、安曇野の大地で自然栽培を実現しています。
ブルーベリーの成長や日々の農園作業、訪れるお客様の様子、季節によって移り変わる安曇野の風景や風土、日常の出来事などを綴っています。
ラビットアイ系の第7農園の剪定が続いています。
ずうと探していたアカホシテントウがいました。


アカホシテントウは、幼虫のときも成虫のときもミズキカタカイガラムシを食べる天敵であることが知られています。
今日、初めて成虫のアカホシテントウを見ました。何年も探していた探し物に出会い、大喜びです
ミズキカタカイガラムシは、当園で7、8年前に爆発的に発生しました。今日の剪定している枝にミズキカタカイガラムシのカイガラがあったのでドシャリ!



剪定をしていると茶色のカイガラをよく見かけます。ラビットアイ系の枝には少なく、ノーザンハイブッシュ系の枝には多い印象です。このカイガラは、昨年に卵を体に持っていたメスの死骸です。すでに卵から0.8㎜ほどと言われている越冬幼虫がブルーベリーの枝に分散して、メスの死骸です。越冬幼虫は枝先や幹などに隠れていると言われています。下の写真は、カイガラに穴が開いていて、アカホシテントウに卵を食べられた跡のように見えます。
7、8年前、突然と思えるほどに爆発的に発生しました。
1㎜ほどの柔らかい茶色のカイガラが、受粉が終わった5月ごろ、膨らみ始めた幼果の果柄に何匹も重なるようにべっとりと付いていました。歯ブラシで取ったときもあったのですが、手の施しようがありませんでした。実は今までと同じように大きくなっていますので、大きな被害はありませんでした。栽培仲間に聞くと、やっぱり地域で爆発的に増えたようでした。
爆発的な発生が2、3年ほど続き、年々減ってきて、昨年はめっきりと減りました。
4、5年前からミズキカタカイガラムシの天敵のアカホシテントウの幼虫を見かけるようになりました。6月、お客様がこの幼虫の写真を撮って来て下さるほどに増えました。怪獣映画に出てくるようなモンスターの装いで害虫のようにも見えます。
「益虫なので、そっとしておいてくださいね」
と、お伝えしました。
減ってきた原因の一つが、天敵のアカホシテントウが増えて生態のバランスが取れてきたと考えています。これは、あくまで私の私見で、ミズキカタカイガラムシが減ってきてアカホシテントウが増えたのですから、こう考えるのが自然だと思います。実際はわかりません。自然界は、バランスでなりたっていますので当園もバランスが取れてきたように考えています。


お昼頃、当園から下の方をドシャリ!
強い冬型の気圧配置で日本海側は大雪を降らせています。安曇野に雪雲が迫ってきました。左が北側で大町方面、右が南側で松本方面で明るいですね。先ほどまでお日様が出ていたのに当園も雪雲に覆われて雪が降りがしました。
ジャンパーに雪があたる音が聞こえてきました。今日の剪定はEndです。
今日も良い一日をお過ごしください。