<わら運び1日目>
畜産農家よりいただいたわらの塊です。
今、水田で飼料わらを補助金が出ていることから作っている農家が増えています。乳牛を飼っている畜産農家へ、飼料用わらが飼料として使われています。ところが窒素肥料が多いと飼料わらの中に硝酸塩が多く入って、乳牛はお腹を壊したり、酷いときには流産をしたり死んでしまったりするそうです。草食動物は敏感ですので、硝酸塩は本能的に避けています。
EUでは硝酸塩の含有量は規制されていますが、日本では、全く規制されていません。そこが非常識であります。乳牛にとって悪い物は人に対しても悪い物ですね。これは、以前の『常識は非常識』で述べているところです。
1個200㎏ほどですので、ユンボの排土板とアームで挟みバックで第8農園へ運びました。とにかく重い、今日は4個運び、3個広げました。あと16個もあります。わらは炭素資材ですが、とにかく重い、広げるのも重い、作業性が悪いですね。
第8農園は、ラビットアイ系を育てています。硫黄粉、ピートモスも使わず、油粕や硫安などの肥料を入れずに、菌根菌の活性化で元気に育っています。これが、BBが元来持っている力ですね。菌根菌を活性化するためにCN比の高いわらを入れています。
<展望テラスのメンテナンス3日目>
塔の東側、北側に防腐剤を塗りおえました。もっと時間があったら、こうしたい、あ~したいことはいっぱいありますが、とにかく防腐剤塗りに徹しました。
<生物学者>
生物学者の素敵なご夫婦でした。
バナナを育てているときにウッドチップを株の周りに厚く敷くと見違えるように育つことをお話してくれました。ブラジルの実践者と同じことを語っていました。BBも同じですね。みんな糸状菌の働き、菌根菌の働き、活性化ですね。肥料育ちではなく、菌根菌の力ですね。BBの育て方で盛り上がりました。