デジカメのシャッターを押しても動かない。バッテリー切れでした。そういう訳で今日は写真がありません。
ブルーベリーはツツジ科スノキ属であることは、ブルーベリーをちょっとかじったことがある方はご存じのことと思います。どの方のHPを見ても書籍を見てもたいてい書いてあります。ところがその先については何も書いてありません。これが常識になっています。
この仲間はみんな菌根菌に頼って生きています。種に応じて進化の過程で頼り具合が違うだけです。このことについての記述もなければ、菌根菌植物である栽培方法の追究がありません。ここが非常識であるという理由です。
長野県は先人のブルーベリー栽培者の努力と経験から菌根菌植物である栽培方法を経験から見つけてきました。県内は北部ハイブッシュ系の栽培農家が多く、苦労の末に経験から木材チップの多用で菌根菌でブルーベリーを育てています。肥料も水もやらない農家もいます。私の経験でも、特にハイブッシュ系が木材チップや有機物が成績がいいですね。私の経験では、ラビットアイ系は環境に適応する幅が広いようですね。東京でもラビットアイ系で木材チップの多用で成績を上げているという報告もあります。
サツキの鉢植えの用土についてはいろいろです。基本はピートモスが2割、3割、ある書籍には3割、他は鹿沼土、赤玉、‥‥、ここまで書いてくると何かの用土と同じになりますね。それはブルーベリーの用土と同じですね。誰でも簡単に手に入りやすいピートモスが使われています。なんでピートモスが使われているのでしょうか。それは菌根菌植物だからです。糸状菌が活性化し根に菌根菌が取り付いて共生しているのです。ブルーベリーと同じわけです。酸性で云々、弱酸性で云々は後付けです。前述の非常識というのはここにもその理由があります。