当園南より 2023年12月4日午前9時撮影
北アルプス北部で、左より爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳、白馬三山です。冬本番になりました。
8月27日(日)をもちまして閉園させていただきました。
たくさんの方々がご来園して下さり、ありがとうございました。
こだわりの無農薬で硫黄粉や有機・化学肥料を使わず自然栽培に徹している当園をご利用下さり、楽しんで下さったことに感謝いたします。
お客様の中には、遠くは海外の方、毎年のように来園される方、今年だけで何回もリピートされ中には7回も来園された方、初めての方でブルーベリーの魅力を知っていただいた方、摘んできたブルーベリーを囲み笑顔いっぱいのご家族の皆様‥‥皆様に支えていただきました。
ありがとうございました。
自然栽培に徹した観光農園としてまだまだ不十分なところがありお詫び申し上げ、さらに改造して進化していきたいなあ、進化していく農園を目指しています。
来年に向けてアイデアを練っています。実現できそうなことを形にしていきたいなあ、進化していく農園でありたいと思っています。このブログ上で、アイデアを実現していく取り組みをUPしていきたいと思っています。日々の農作業や安曇野の美しさ、魅力を紹介できたらいいなあ。
そして、ブルーベリーは菌根菌植物であることも発信していきたいなあ。
これからもブログを覗いて下されば幸いです。
来年も皆様のご来園をお待ちしております。ありがとうございました。
ポット栽培 剪定終了
今日の午前中でポット栽培の剪定が終了です。
ポットですので木が小さく枝数も少ないですので早いです。
お日様がRE系の葉を透かし、紅葉を輝かせていたのでドシャリ!
右側がポットの写真と同じ品種です。
今年はRE系の地植えも紅葉が始まっています。例年ですともっと茶色くなるのですが、今年は赤く染まっています。これも例年との気象の違いかなあ。やっとポット栽培の紅葉のようになってきました。それでもシュートは、まだまだ青々としています。
この違いは何でしょうか、どこに原因があるのでしょう。根張りの違いだろうと推測しています。
二人だけの剪定学習会
右の列は、RE系タイタンです。
栽培仲間が遊びに来て、剪定の話となり、急遽『二人だけの剪定学習会』となりました。彼もタイタンを栽培しているので、話が具体的になると現地で話した方が分かりやすいとなりました。
タイタンはご存知のようにパテントがかかっており、500円玉級の大玉になる品種ですが、雨に弱く、雨が少なかった今年は良かったのですが、昨年の長雨の間は全滅に近かった品種です。
短果枝はドサドサと切り、長果枝の扱いをどうするか、意見が分かれるところです。
「この枝はどうするいね」
「オレは、切る」
「オレなら残す」
と意見が分かれるのは、3m近く伸びたシュートに花芽が付いた枝の扱いです。
「観光農園ですので、そんなに高い位置に実があっても誰も採ってくれないよ」
「自分が採るのだから枝を引っ張って曲げて採るよ」
出荷したり菓子店へ卸している彼の農園ですので、お客さんに視点を当てた観光農園と剪定の仕方が違いますね。
当園は降雪のある地です。十数年、趣味のときからでは20年程栽培して降雪による枝折れはなかったのですが、RE系は冬でも葉を付け分枝付近に雪を溜めやすいので花芽の付いていないところの葉をそぎ落としています。これは気安めかもしれないですが、ドカ雪が怖いですね。
枝もドサドサと切り、地面からのシュート、サッカーも切って片面がスッキリとしました。
「RE系は切れば切るほど勢いがよくなって、次の年に苦労するよ」
「曲げて途中からシュートを出させるのも技だね」‥‥
一枝毎に「切る」「切らない」と同時に言うのが面白かったなあ。剪定は、基本は同じですが人それぞれですね、出荷農園なのか、観光農園なのかの違いで花芽調整の仕方も違い、面白かったなあ。
栽培仲間から学ぶことは多いですね、勉強になります。
『人生に三師あり、一に自然、二に人、三に本』ですね。
今日もよい一日をお過ごしください。