安曇野の丘村山ブルーベリー園 カブトムシ捕りひまわり迷路がある自然農園

長野県安曇野市にある、自然の仕組みを活かした摘み取り専門観光農園です。完全無農薬、硫黄粉や有機・化学肥料を使わず、自然栽培と品質にこだわって栽培しています。時間無制限・食べ放題で透明感のある酸と糖のバランスある人気品種のハイブッシュ系、糖が際立っているラビットアイ系の自然な味が楽しめます。農園内で自然発生したカブトムシ捕り、ひまわり迷路もご家族で楽しめる自然栽培農園です。  長野県安曇野市穂高有明7657ー1   ℡090-8326-2128  googlemap「安曇野の丘」

『あまつぶ星』親の形質が似ている!

<3月11日午前8時45分撮影>

安曇野穂高有明から撮影、寒い朝ですが空気は春です。水蒸気が多くお日様も強くなってきました。春の空気感です。

 

冬季は、皆様をお迎えする準備をしています

 

お子様たちの笑顔は最高! お子様は、かけがえのない宝!

<昨年、撮影させていただいたお子様たち、ブログにUPした一部です>

お客様の笑顔を想い、毎日の剪定が続いています。

こだわりの完全無農薬で硫黄粉や有機・化学肥料を使わず、共生している菌根菌を活性化させ、自然の仕組みを活かした自然栽培に徹しています。ハイブッシュ系、ラビットアイ系の選りすぐりの42品種を揃え、6月下旬から9月まで摘み取りができる観光農園です。カブトムシ捕り、ひまわり迷路も楽しめる自然農園です。今、いろいろなアイデアを練っていますので、開園前には実現して皆様をお迎えしたいなあ。

ご家族の皆様、お子様が笑顔になるような農園を目指しています。

今年も皆様のご来園をお待ちしております。

 

 

系統・品種の食味の違いをお楽しみ下さい。

BB‥‥ブルーベリーの略

NH系‥北部ハイブッシュ系の略

RE系‥ラビットアイ系の略

BB(ブルーベリー)は、NH(北部ハイブッシュ)系RE(ラビットアイ)系があります。人の世界では両者をBBと呼んでいますが、原産地はそれぞれ北米の北部と南部に分布し、別種で梨と桃、スイカとカボチャほど違います。BBは、梨と桃ほど違うのに同じ色の顔をしているのですから、同じBBとして世に通用しています。

系統によって、実の大きさ、食味、風味、ジューシーさ、酸と糖のバランス、果皮の厚さ・硬軟などがまったく違います。加熱すると違いが顕著ですので、ジャムは別物になりレシピも違います。また冷凍のまま食べると違いはあまり感じなくなります。

RE系は、NH系に比べると小粒の品種が多く、品種によっては種のザラザラ感を感じ、果皮が口に残ることもあります。人によって好みの分かれるところですね。RE系の栽培は、NH系に比べると簡単で初心者にお勧めしています。

BBの摘み取りが、長い期間楽しめ、両系統の違い・品種の個性を楽しんでいただきたく、2系統を栽培し、いろいろな品種を揃えています。BBの専門店を目指しています。

好みの品種や株を見つけ楽しんで下されば幸いです。

 

 

『あまつぶ星』親の形質が似ている

毎日の剪定が続いています。

今日の剪定は、NH系の『あまつぶ星』の列に入りました。

朝一で『あまつぶ星』の列です。昨日の雪が残っています。

写真の株は剪定が終わっています。

群馬県で開発された品種の中の一つです。兄弟は、当園にもある『おおつぶ星』『はやばや星』があります。『あまつぶ星』と『おおつぶ星』はコリンスとコビルの自然交雑実生から選抜した品種です。

大きさは20㎜程度、RE系に比べるとかなり大きいですね。でもタイタンは25㎜もありますので500円玉大のRE系も当園にはあります。大きさでいえばチャンドラーも25㎜を越えています。両者とも当園にはありますが、BBの観光農園の楽しみ方は、大きさ狙いももちろんありますが、品種により食味のバリエーションが豊富なんですよ。いろいろな品種を揃え、バリエーションを楽しめるようにしています。

『あまつぶ星』と『おおつぶ星』は列を替えてあります。同じ兄弟ですので20㎜前後で同じくらい大きいのですが、酸と糖のバランスがまったく違います。糖が勝っているのが『あまつぶ星』で、酸が勝っているのが『おおつぶ星』です。食べ比べて食味の違いを楽しんで下されば幸いです。当園では7月中下旬が食べ頃です。

 

『あまつぶ星』の剪定前です。

吸枝(サッカー)が桁違いに多いです。

親はコリンスとコビルで、両者とも当園の主力品種です。すでに剪定が終わっているのですが、コビルと同程度のサッカーの量です。直立系で株立ちはコビルと見違えるほど似ています。食味はコリンスに似ているかな、親の遺伝子をしっかりと引き継いでいるようですね。

株立ちの様子を見ると親の形質が引き継がれているのでどの系統なのか分かりますよ、面白いところですね。

 

隣の列は『ブルーチップ』です。こちらは剪定前ですが、吸枝が2,3本しか出ていません。

株元からの吸枝の量がまったく違い、少ししか出ていません。私の栽培仲間から、ちょっと嫌われている品種です。育てるのが難しく剪定にコツがあります。

吸枝(サッカー)がたくさん出てくる品種は育てやすいですね。古くなった枝の更新が簡単で、常に新しい勢いのある枝に交換できます。高品質の実を作るには更新を大切にしています。

 

夕刻にドシャリ!

朝あった一面の雪はしっかりと溶けました。

春を感じる一日です。

 

 

 

 

 

今日もよい一日をお過ごしください。