<2025元旦 安曇野市堀金より午前11時撮影>
昔の安曇野市の村々で作られた道祖神、村の平安と安寧を願って祭られ、今も大事にされています。
今年も平安と安寧な世であることを祈っています。
お客様の笑顔を想い、毎日の剪定が続いています。
農薬や硫黄粉、有機・化学肥料にたよらず、共生している菌根菌を活性化させ、自然の仕組みを活かした自然栽培に徹しています。ハイブッシュ系、ラビットアイ系の選りすぐりの42品種を揃え、6月下旬から9月まで摘み取りができる観光農園です。カブトムシ捕り、ひまわり迷路,、カミキリムシ探しも楽しめる自然農園です。今、いろいろなアイデアを練っていますので、開園前には実現して皆様をお迎えしたいなあ。
ご家族の皆様、お子様が笑顔になるような農園を目指しています。
今年も皆様のご来園をお待ちしております。
ラビットアイ系 初のカミキリムシ食害
ラビットアイ系を剪定をしていたら株元に木くずです。
カミキリムシの幼虫によるラビットアイ系で初の食害がありました。
ラビットアイ系の株元に卵を産み付けられ、幼虫になって木くずまで出しているのは初めてです。
ラビットアイ系で被害に遭っているのは、この1株だけです。
左の幹に穴がありました。
直径5、6mmほどの円形の穴で、テッポウムシ(カミキリムシ)です。今まで食害に遭わなかったのに、なぜこの株だけが被害に遭ったのかな。
今まで、害虫に対する疎外物質(毒物質)がノーザンハイブッシュ系とラビットアイ系とは違い、ラビットアイ系はカミキリムシを寄せ付けなかったと思っていました。
今年、ノーザンハイブッシュ系の新梢をカミキリムシがかじった痕です。
カミキリムシの成虫が、ノーザンハイブッシュ系の新梢の形成層をかじった痕です。
ラビットアイ系には、1本もありません。今年の剪定の中で1本、5mmほどかじった痕があったのですが、カミキリムシがかじったかはわかりません。
カミキリムシはラビットアイ系には近づかないのに、何故この1株だけ狙ったのでしょう。
不思議です。
この1株だけ、毒物質が弱かったのかな、それとも株が衰弱してカミキリムシに狙われたのかな、………、いろいろと考えられますが、実際はわかりません。
この株は、水路側の隅の株です。水路からの水漏れでぐちょぐちょしている所です。土壌が悪いのかな、それで狙われたのかな。
この株のある第7農園の北隅に5mほどの資材置き場があります。この株は南隅で一番遠い株で未分解有機物(木材チップなど)を運び入れたときに遠くて少なかったので、狙われたかな。
カミキリムシの種類が違うのかな、ノーザンハイブッシュ系はゴマダラですが、違う種類かな。
松本市で山麓の山際で栽培している栽培仲間の方は、カミキリムシに悩んでいらっしゃるので、山に近いからかな、この株は山麓の林まで50mほどしかなく、一番近い株です。
いろいろと考えられますが、実際はわかりません。
カミキリムシが入った株の新梢の伸びに問題はありません。
数多くの長果枝が出て、花芽も多く、順調そうに見えます。
でも、株元はカミキリムシの食害に遭っているので、たいへんな状態です。
主軸を1本減らし、結果枝の量も減らし、負担を減らしました。この程度しかできないけど、見守るだけしかできません。要観察です。
今日もよい一日をお過ごしください。