夕刻、常念岳のシルエットが輝いていました。
8月27日(日)をもちまして閉園させていただきました。
たくさんの方々がご来園して下さり、ありがとうございました。
こだわりの無農薬で硫黄粉や有機・化学肥料を使わず自然栽培に徹している当園をご利用下さり、楽しんで下さったことに感謝いたします。
お客様の中には、遠くは海外の方、毎年のように来園される方、今年だけで何回もリピートされ中には7回も来園された方、初めての方でブルーベリーの魅力を知っていただいた方、摘んできたブルーベリーを囲み笑顔いっぱいのご家族の皆様‥‥皆様に支えていただきました。
ありがとうございました。
自然栽培に徹した観光農園としてまだまだ不十分なところがありお詫び申し上げ、さらに改造して進化していきたいなあ、進化していく農園を目指しています。
来年に向けてアイデアを練っています。実現できそうなことを形にしていきたいなあ、進化していく農園でありたいと思っています。このブログ上で、アイデアを実現していく取り組みをUPしていきたいと思っています。日々の農作業や安曇野の美しさ、魅力を紹介できたらいいなあ。
そして、ブルーベリーは菌根菌植物であることも発信していきたいなあ。
これからもブログを覗いて下されば幸いです。
来年も皆様のご来園をお待ちしております。ありがとうございました。
<耕盤破壊 始まる!>
第9、10農園のポット栽培を地植え栽培にします。
目標は、9月で第9農園の変換です。今日の午前中は気温が上がらずに仕事が進んだなあ、お昼頃には、季節外れの暑さで参ったなあ。
シートを剥がしたので、徹底して草刈りです。耕盤破壊した後はロータリーをかけるので刃に草が巻き付いて大変ですので、丁寧な草刈りです。乗用モアと土手をスパイダーモアで草刈りです。
営業中は物置の中で休んでいた、当園で一番、働き者のユンボの登場です。
これから力仕事をしてもらうので、グリスを流し込みます。左のクローラーが緩くなり易いので、グリスで張りを調整です。
当園は、水田を転換してBB農園にしています。
戦後の食料増産で、私が子どもの頃、学校に入る前だったでしょうか、傾斜のある畑をブルドーザーで平に区切り固め、客土をして水田にしました。その時に作った畦を壊して平にします。
70mもある畦ですが、力持ちのユンボですので簡単ですね。
先代が客土を広げ、U字溝を人で運び水路を作り、苦労して作った水田です。農地に対する農民の思いが伝わってきます。
水田の粘土と下の土との境目が耕盤です。床とも言われているところです。水田は、この硬い層が無いと水が漏れ、水が溜まりません。六十数年もかけ、トラクターの重さによる圧接と化学肥料による蓄積で硬い層となっています。ユンボで刃を立てても入っていきませんので、ユンボの2トンの重量をかけて壊していきます。
耕盤破壊をするのに、トラクターで引牽するプラウがあるのですが、深耕ができないので、諦めました。耕盤破壊をして、更にその下を耕すことによって、菌根菌が活性化することが経験値です。1m以上の深耕です。
ある植木職人が大きな樹木の移植のとき、同じことをして土の中へ有機物を入れています。自然栽培の土壌作りの基本ですね。硫黄粉や有機・化学肥料に頼らない自然栽培の土壌作りです。
10mほど進んだところでEndにしました。これから第9農園は4列の耕盤破壊です。
今日もよい一日をお過ごしください。