夕刻、常念岳のシルエットが輝いていました。
8月27日(日)をもちまして閉園させていただきました。
たくさんの方々がご来園して下さり、ありがとうございました。
こだわりの無農薬で硫黄粉や有機・化学肥料を使わず自然栽培に徹している当園をご利用下さり、楽しんで下さったことに感謝いたします。
お客様の中には、遠くは海外の方、毎年のように来園される方、今年だけで何回もリピートされ中には7回も来園された方、初めての方でブルーベリーの魅力を知っていただいた方、摘んできたブルーベリーを囲み笑顔いっぱいのご家族の皆様‥‥皆様に支えていただきました。
ありがとうございました。
自然栽培に徹した観光農園としてまだまだ不十分なところがありお詫び申し上げ、さらに改造して進化していきたいなあ、進化していく農園を目指しています。
来年に向けてアイデアを練っています。実現できそうなことを形にしていきたいなあ、進化していく農園でありたいと思っています。このブログ上で、アイデアを実現していく取り組みをUPしていきたいと思っています。日々の農作業や安曇野の美しさ、魅力を紹介できたらいいなあ。
そして、ブルーベリーは菌根菌植物であることも発信していきたいなあ。
これからもブログを覗いて下されば幸いです。
来年も皆様のご来園をお待ちしております。ありがとうございました。
<場所によって地層が違う>
第9農園の北側は、有明砂が堆積しています。
埴土の下30㎝に耕盤があり、その下は裏山の花崗岩が風化し沢筋に砂として流れ、堆積したようです。厚さは、30㎝ほどです。花崗岩の風化した砂を有明砂として重宝しており、販売もされています。
その下は、黒ボク土です。
昨日は、第9農園の南側の耕盤破壊をしていたときは有明砂は見えなかったのですが、70m進めて北側に来ると有明砂、その下に黒ボク土が見えてきました。
黒ボク土は、火山灰に由来し、長い年月を経て有機物が集積して黒い色をしていることが多く、保水性・透水性が良いと言われています。活性アルミニウムを多量に含むことから土壌の有機物含量は高くなり、植物養分として重要なリン酸の吸着力も高い傾向にあると言われています。透水性が良いことから通気性が良いので菌根菌が住みやすいですね。
南北70mの圃場で地表は同じように見えても、堆積層は大きく違うことが分かります。北アルプスの扇状地ですので、花崗岩の風化した堆積と火山灰の堆積が重なっていることが分かりますね。
助っ人参上
日曜日ですので、助っ人の参上です。
日中は気温が34℃まで上がり、ユンボはエンジンの上に乗っているので背中、椅子が温まって、更に熱いですよ。
助っ人にもお手伝いしてもらい1列の耕盤破壊が終わりました。
やっぱり左のクローラーがすぐに緩んでしまいます。外れてしまいました。
ウーム、そろそろ限界かな、修理屋さんにお願いしようかな。
2列めに入りました。
もう2、3日は、かかりそうです。菌根菌を活性化させるのに一番大事な作業ですね。
9月ですと、もっと涼しいのですが異常気象が続いています。
登山バス
当園の近くのコンビニへ寄ると、駐車場に登山バスが停まっていました。
運転手さんがとても親切な方で運行スケジュールを教えてくださいました。燕岳の登山口の中房温泉と常念岳の登山口の一ノ沢まで毎日、一往復されているそうです。たくさんの登山客の足となっているようです。毎日、お疲れ様です。
丁寧なご案内、ありがとうございました。
今日もよい一日をお過ごしください。