朝の安曇野の丘、第4農園です。強い冬型の気圧配置で真っ白くなってしまい、冬に巻き戻された感じですね。一日中、冷蔵庫の中にいるようでした。
中央の軸の株下を見て下さい。褐色の10㎝ほどのマイマイガの卵塊がありました。昨年は当園全部で1つか2つぐらいだったかな、今年は5、6個めかな。昨年の地方紙「信濃毎日新聞」では、今年は大発生の可能性があるとのことで、心配していたところです。剥ぎ取って土の中へ入れておきました。これが羽化すると1、2㎜の小さな幼虫が糸を吐いて、糸を風に乗せて飛ぶんですよ。平成26年だったかな、そこら中から飛んできて当園のブルーベリーの花の子房を食べてしまい、大変でした。手とピンセット、割り箸で取ったのですが、追いつきませんでした。すごい被害でした。少しぐらいなら我慢できるのですが‥‥。
中央の枝の形成層がかじられていました。カミキリムシの仕業です。かじるのは品種によって違いがあります。不思議ですね。今年は、ラビットアイ系はまったくないのに、ハイブッシュが大好きで、しかも品種によっても違い、不思議ですね。カミキリムシの好むブルーベリーを調べると面白い、奥が深そうですね。この程度でしたら全滅することはないので、お付き合いしています。