<水切り板>
『幸せの鐘』の支柱に水切り板を取り付けました。
支柱を固定しているボルトの穴に水が入ると腐りが出てくるので、できる限り水が入らないようにしています。下のワイン樽の中に植木鉢を入れたいので、水が流れても大丈夫なようにしています。
<看板のペンキ塗り>
看板のペンキ塗りが終わりました。紺色、BB色にしました。明日は留められそうですね。どんな感じになるでしょうか。
<キノコがニョキニョキ>
今朝まで降っていた記録的な雨で、BB園の中はキノコ園になっています。あちらこちらからニョキニョキと傘を広げています。糸状菌が活性化して、菌根菌も活性化しています。BBの新梢も勢いよく伸びます。基板となっている土壌の中では、豊かな生態系となってみんなつながっています。
<マイマイガ 初飛来>
午後は晴れて南風が出てきました。やっぱり風に乗ってマイマイガの1齢幼虫の初飛来。大きさは5㎜ほどの幼虫です。BBの花弁に穴を開けて雌しべの子房を食べます。受粉が済んで実が膨らみ始めると被害はありません。アシナガバチも見かけました。
一つの卵塊から200匹とも300匹もの幼虫が飛び出すと言われています。飛び出てきたときはこの数だけいますが、成虫まで育つのは1匹か2匹と言われています。捕食者の鳥や他の昆虫のエサになっています。受粉前の今だけが被害が出るときです。しばらくすると葉を食べるので葉の量が多く、捕食者に食べられて被害がありません。自然界は「食べる」「食べられる」のバランスでなりたち、お互いが共存していますね。当園のBBもこのバランスの中にあるのですが、振れ幅が大きいと1齢幼虫の数が多いので大被害となります。
SSで農薬を散布しているBB園もありますが、当園は無農薬栽培にこだわっていますので、一切使いません。大きな被害が出ないように祈るばかりですが、捕り切れないのですができるだけ手で捕っています。
今年は善光寺のご開帳です。7年前の前回のご開帳のときは門前の並木に大発生して観光客の頭に飛んでくるほどでした。振れ幅が大きい年で当園の被害もこの年でした。北信で山林に近い無農薬栽培にこだわっているBB園で大被害となった園もありました。今年はどんな年になるでしょうか。
自然の仕組みを活かした『自然栽培』に徹している当園では『無農薬栽培』にこだわっています。開花期のこの10日ほどは、マイマイガの1齢幼虫の飛来を見守っています。