安曇野の丘村山ブルーベリー園 カブトムシ捕りひまわり迷路がある自然農園

長野県安曇野市にある、自然の仕組みを活かした摘み取り専門観光農園です。完全無農薬、硫黄粉や有機・化学肥料を使わず、自然栽培と品質にこだわって栽培しています。時間無制限・食べ放題で透明感のある酸と糖のバランスある人気品種のハイブッシュ系、糖が際立っているラビットアイ系の自然な味が楽しめます。農園内で自然発生したカブトムシ捕り、ひまわり迷路もご家族で楽しめる自然栽培農園です。  長野県安曇野市穂高有明7657ー1   ℡090-8326-2128  googlemap「安曇野の丘」

シュートをバッサリ

昨日の夕方、安曇野は雷が鳴り始め、雨が降ってきました。

安曇野の隣の池田町では、雹が降ってリンゴ農家、葉物野菜農家は大被害でした。リンゴは開花が終わり小さな実ができ始めたところに、雹に打たれて傷だらけになって全滅だそうです。

農家は自然相手の仕事です。同じ農家として、心よりお見舞い申し上げます。

 

 

<シュートをバッサリ>

春に挿し木をしたくて剪定時に残していたシュートをバッサリと切りました。今年の春は忙しかったなあ、ネットを張ったり、丸太を椅子にしたりで、挿し木をする時間がなかったなあ。

スッキリしましたね。

シュートから新梢の出方を観察。

幹を更新するときは、この太く勢いがあるシュートを使います。途中で切らないと先から枝を短く出します。途中で切ると、切る位置で新梢の長さが違います。これは江戸時代から言われていることです。

どこで切るかが栽培者の用途によって違いますね。強剪定すると長く強い枝が出て、弱い剪定ですと写真のようになります。私は、新しい幹を作るときは5、60㎝で切り、枝数を増やして次の年に花を付けます。切らないと写真のように「棒立ち」になってしまいますね。

幼木のときの強剪定は、江戸時代から言われている、この理屈ですね。

 

<ゼラニューム>

先日、花の苗を購入したとき、ゼラニュームの苗を見て衝動買い。

前とは違い、花の色が濃かったです。花と目が合ってしまい2鉢買ってしまいました。

「前とどこが違うの」と相方。

「色が違うんだ」

「同じじゃないの、全く同じだよ」

違いが分からないかなあ、この微妙な色がいいんだよなあ。

 

 

毛虫の苦手な方は、ご遠慮ください。

 

マイマイガ

マイマイガが大発生しています。

先日は、例年の2、3倍と書いたのですが、例年の10倍、20倍の発生です。

今年は営業で開園して9年目を迎えます。こんなに発生したのは2回目です。前回も善光寺のご開帳の年でした。当園の近くが山林でコナラ、クヌギなどがありますので、そこから飛んできているようです。前回も北信ではクヌギの新芽が全部食べられた地区もありました。

先代がリンゴ栽培をしていたときは、年間十数回も農薬を使い、あの独特の匂いが嫌で農薬漬けの果物作りから決別したいとずっと思っています。

 

『無農薬栽培のBBをお客さんに食べていただく』

マイマイガに食べられて花がなくなってしまったところもありますが、お客さんに楽しんでいただくのには充分な実があります。

農薬を使えば楽ですが、当園のポリシーですので何があっても無農薬栽培でお客さんに届けたいですね。