天気は良かったのですが、南風が強くて上がっていると風に飛ばされそうでした。軒の出はどのくらいにするか、困りました。西側は頭に当たらなければいいので必然的に決まってきます。ところが東側も同じ出にすると、大事にしているブルーベリーが半日分の日光を遮ってしまいます。困りました。
ここの株は、農園に苗を植えているときに、通りかかったおばさんが自分の家の成木を使うように声をかけてくれた思い出の株です。昭和40年代の初め、だれもブルーベリーの栽培方法を知らないころ、リンゴの苗を購入した苗屋さんが勝手に畑の隅に植えたそうで、それが年ごとに本数が増えたそうです。その株をトラックに何台もいただいてきたものです。栽培についてもいろいろと教えていただいた思い出のある株です。
大切な株を枯らしたくありませんので、どうしたらいいか半日考えていました。
東側は軒を短くして、お客さんに雨がかからないように更に下に屋根を作ることにしました。屋根の下に小さな急な屋根があるイメージです。設計図もありませんので、作りながら考えましょう。垂木を刻んでエンドとしました。