<幹の更新>
今剪定している第1農園は2年苗を植えて、十数年が経っています。品種によって幹が古くなり短果枝が目立つようになった幹があります。そこで電動剪定ハサミでバキバキと切っています。シュートと入れ替えています。あまりにも太くなった幹は、ノコギリでギコギコ。スッキリしました。
古い枝は細かく切って、農園の土壌になっていただきます。林間の落ち葉や枯れ枝、そして倒木と同じです。これ具合に細かくなっているとモアで草刈りができますね。
昨年入れた籾殻の上には、今年出た剪定枝が細かくなって広がっています。去年の剪定枝もありますが、もうボロボロで糸状菌がまわっています。これで菌根菌の活性化を狙い豊かな生物相の土壌となります。すぐにはできませんが長いスパンでゆっくりゆっくりと糸状菌の世界、小宇宙が作られ菌根菌が活性化していきますね。
肥料を入れる! とんでもないことですね。自然の林間で肥料が撒かれるのでしょうか、硫黄粉を撒いてくれる人がいるのでしょうか、当園は自然農園に徹しています。集めてチッパーへ入れて細かくすることもありますが、より手間がかかりますので、このように切って細かくしています。
<ピンクレモネード>
今年の春、以前の品種を抜いて、品種を「ピンクレモネード」に更新しました。お客さんからピンクのBBを食べてみたいとの要望で更新しました。ピンクのBBが先日届いた苗の中にもパテント種で購入しましたので、ピンク系が2品種になりました。
無肥料、ピートモスや硫黄粉も使わず、当園の栽培方法で植えました。植えたばかりの育ちはゆっくりですが、根付くと勢いが出てきます。ゆっくりと待ちましょう。楽しみですね。