廃菌床を4トントラックに積んできたホクトさんにお願いして、水田に奥から少しずつ下ろしていただきました。計3台を入れました。
ユンボで大雑把に広げました。細かなところはシャベルを使って手で広げました。安曇野は霧雨となってきましたので、途中でEndとしました。
廃菌床の縁を見て下さい。草が元気いっぱいですね。
昨年の野菜を作ったときのトマトやキュウリ、サツマイモの茎や葉を集めて積んでおいたところです。その縁は草が元気よく育っていますね。廃菌床や野菜の残渣は炭素資材ですね。糸状菌がまわって、その糸状菌の働きで草が元気になったのですね。これが炭素循環農法の原理です。
昔話 むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは、山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。‥‥
おじいさんの刈ってきた芝はどうしていたのでしょうか?
田にすき込んだり、畑に入れていました。この原理を経験値からつかんでいたのですね。戦前までこの方法で野菜や稲を作っていました。労力がかかる農業ですね。
現代でもお茶農家で美味しいお茶を作るために、芝(葦)を刈って畝の間に入れている農家もいます。自然な透明感のある風味豊かなお茶に仕上がります。ブルーベリーも同じ考え方で炭素資材を入れています。美味しい実のためには、労力がかかり、機械で出来るところは、機械化しています。