能登半島地震で被災された方々へお見舞い申し上げます。
当地でも大きな揺れを感じました。
昨年は、石川県、富山県、新潟県からもたくさんのお客様が来園して下さいました。お礼状を下さった方など、何人ものお客様の顔が浮かび、安否を心配しております。
余震も続いています。どうぞ安全に留意してお過ごし下さい。
被災された方々へお見舞い申し上げます。
あけましておめでとうございます。
今年もご家族の皆様、お子様が笑顔になるブルーベリー園を目指します。
<昨年、撮影させていただいたお子様たち、ブログにUPした一部です>
お子様たちの笑顔は最高! お子様は、かけがえのない宝!
今年もご家族の皆様、お子様が幸せな年になりますよう祈念しております。
こだわりの完全無農薬で硫黄粉や有機・化学肥料を使わず自然の仕組みを活かした自然栽培に徹しています。ハイブッシュ系、ラビットアイ系の選りすぐりの品種を揃え、6月下旬から9月まで摘み取りができる観光農園です。カブトムシ捕り、ひまわり迷路も楽しめる自然農園です。
皆様の笑顔を思い描いて、毎日の剪定が続いています。今、いろいろなアイデアを練っていますので、開園前には実現して皆様をお迎えしたいなあ。
ご家族の皆様、お子様が笑顔になるような農園を目指しています。
今年も皆様のご来園をお待ちしております。
根箱 hair rootの観察
毎日の剪定が続いています。
今日の剪定場所に根箱が置いてあります。
根の成長の仕方とhair rootの広がり方、共生している菌根菌の観察がしたくて根箱を作りました。
無施肥栽培で前年に挿し木した苗(NH系デューク)を25㎜のガラス板で挟み、ピートモスとココピート、籾殻をブレンドして用土としました。2022年4月1日から無施肥、無灌水で2シーズンが過ぎました。
今年は1本のシュートが伸び、先端に花芽が一つ付いています。
RE系の列の中だったので、お日様をしっかりと受けられなかったようですね。新たに置く場所を考えましょう。
両側で挟んであるガラス面にベニアでカバーをして発泡スチロールの切れ端で押さえ、紐で留めてあります。紐を外し、横にしたところでドシャリ!
一寸フィードバック
2022年4月1日 前年に挿し木したNH系のデュークです。
25㎜の隙間を作ったガラス板2枚に挟み、用土を入れ、無施肥・無灌水で実験を始めました。
根箱全体に根が広がり、全体にhair rootでいっぱいです。
用土の隙間に糸状菌の菌糸が広がっているのが見えます。未分解の有機物ですので2年間で分解が進み、糸状菌が広がっていることが確認できます。白い粒のようなものがいくつもあります。糸状菌の胞子嚢ではないかな、顕微鏡で確認したいですね。
胞子嚢が糸状菌であることは確かでしょう。糸状菌の中の何かが一番の追究したいところですね。菌根菌か腐朽菌か、これだけでは分かりませんね。
Estoradaら(2008)が作成したH系の根系モデルの1次根が、時間の経過とともに新たな1次根を出して2次根、3次根へと成長していることが分かりますね。そして2年経過すると、太い根へと成長していることが分かります。
『BBの根は表面に広がる』
『根を地中深く伸ばす』
と、書籍には根の広がりについて真逆のことを、いろいろと表現されています。どれが自然界の世界か、BBの根の成長の姿が見えてきました。
実際は、未分解の用土の中では横にも、斜めにも、下へも放射状に伸びていることがわかります。地面の縦にも(深く)、横にも(広く)未分解の有機物があると、BBは自然な根の広がり方をすると考えます。これがDNAに刻まれた生態です。
未分解の有機物を求めて根は広がる
2年間の根箱の観察を通して結論が見えてきました。
RE系の根系モデルは、未だに研究者から発表されていません。私の予想ですと違ったモデルになると思います。根箱で違いを観察したいですね。今年の春には実験をスタートしたいなあ。
BBを栽培する立場で考えると、チップを1mほど積んで育てる方法は、理にかなっていますね。大阪の大学の先生が指導して進めた方法は、やっぱり凄いですね。信州では、チップを全面に広げて栽培する方が多いのも理にかなっていますね。
hair rootと共生している菌根菌は確認できません。顕微鏡の世界になりますので、顕微鏡がほしいですね。ただ今、物色中です。
栽培仲間がポットを引き取って下さいます。
水田にポットを並べ、BB農園の拡大です。深く追究する方で、学ぶことが多いなあ、いろいろと教わっています。
イタズラココとのらくろネネは、仲良しになりました。遊び疲れてお休みです。
今日もよい一日をお過ごしください。